引っ越しや生活の変化で美容室を変えることは多くの人が経験することではないでしょうか。
また担当者の移動や独立によって美容室難民なんていう話もよく耳にします。
元美容師の私ですが流石に外から見ただけで自分との相性が合うかどうかはわかりません。
残念ながら基本的には一度行ってみて試してみるしかないのです。
見るからに清潔感のないところとかはおススメしませんが…
そこで便利なツールの代表格がホットペーパービューティーとOZモールだと思っています。
ホットペッパービュティーとOZモールのユーザーであり元美容師という立場から比較してみましたので、自分にはどちらが合うか見極める参考にしてください。
ホットペーパービューティーとOZモールの違い
どちらのサイトも検索サイトとしてとても優れていると個人的には思います。
どちらもサイトから予約可能で、初回に限らず使えるクーポンも魅力です。
違いがあるとすると大きくは2つ
- 掲載数
- ターゲット層
かなと思います。
ホットペッパービューティーはとにかく掲載数が多いです。
なので大小様々な美容室から自分の条件に合うところを探せることが最大のメリットです。
デメリットはメリットの裏返しでたくさんあり過ぎて絞るのが大変というところかなと思います。
かなりの情報量の中から自分の行きたい雰囲気のお店を探すのは、そういうことが苦手な人からすると結構苦痛かもしれません。
アプリであれば絞って探す機能もあります
OZモールはターゲット層を絞って掲載店舗を厳選しています。
大人が落ち着ける雰囲気のお店が多いのでそういうお店を探しているあなたにはピッタリのお店がすぐ見つかるところがメリットです。
デメリットは掲載店を厳選しているがゆえにあなたのお住いの地域の掲載店が無い可能性があります。
近所で探している場合、そもそも載ってないということもあるかと思います。
ホットペーパービューティーでおすすめの検索方法
私が一番使っていた時期はまだアプリになっていなかったのですが、今はアプリになったのでますます検索や予約方法は便利になりましたね。
時間帯や場所で探せるのはもちろんなんですが、私のおすすめの探し方はヘアカタログから探すという方法です。
通常ヘアカタログの写真はお店ごとでの撮影になるので結構クオリティやテイストの違いが見にくさにつながるのですが、ホットペーパービューティーのヘアカタログはある程度統一感があって見やすくなっています。
私の知り合いの美容室でも一時期ホットペーパービューティーのヘアカタログに載せる写真の撮影に力を入れていましたが、見やすくなるような指定や工夫があるようです。
まず自分のお気に入りの髪型を見つけてそこからお店やスタイリストを選ぶほうが髪型の失敗が減らせるように思います。
場所や時間帯だけでなくカタログのスタイルからお店を検索という方法も是非試してみてください。
OZモールで美容室をみつけたい
OZモールの場合は自分の行きたい場所(駅)で検索するとその時点で何十件かに絞れます。
原宿・青山のような美容室だらけの地域だともっと多いかもしれませんが…
さらにそこから「駅から3分」やトリートメントのブランドで絞れるのでその中から気になるところに片っ端から行ってみましょう。
初回におすすめのメニューは「ヘッドスパ&トリートメント(45分)+カット」です。
このメニューはOZモールに掲載されている美容室すべてが同じ値段でだしていて、基本的に値段に対してのお得感が大きいメニューになっています。
お店の滞在時間も1時間半~2時間とお店を吟味するのに程良い時間です。
OZモールのターゲット層は女性ではありますが、アプリで検索すると「メンズにもおすすめ」等の表示がありますので選ぶ際の参考にしてみてください。
上質なヘアサロンを厳選!OZ限定 カット+ヘアエステ8800円美容室探しにコツはあるの?
正直コツというコツは無いかなぁと思っています。
個人の好みによるところが大きいですし、スタイリスト個人との相性もあるので。
ただ個人的に私が選ばない、2回目は行かないであろうという基準はあります。
- 外から見えるつくり(路面店や低めの2回でガラス張りなど)なのにスタッフが見られることを意識していない
- 年下だと思うと最初から接客が上から、または馴れ馴れしい
- こちら(客側)にやたら罪悪感を与える接客
- カットの好みが合わない
当たり前と言えば当たり前なことばかりですが、その当たり前ができてないところにはあまり行きたいとは思わないってことですね。
少し解説します。
外から見えるのにそこに対して意識がいかないスタッフは基本接客も雑だと思います。
年齢、性別にかかわらず上からの接客はありえません。
関係性ができてくれば言葉遣いがラフになっても気にならないですが、初めからする人は個人的には苦手です。
何かが起きた時にまたは起きそうな時に人のせいにする人は美容師に限らずいますが、接客業においてはそれが見えた時点でその人のことを信用できなくなります。
信用できない人に自分の髪を触られたい人はいませんよね。
客側に落ち度があることはもちろんありますが、悪者のように扱う必要はありません。
カットは数回行くうちに好みを理解してもらえることもあるので、様子はみますが相性が悪いとそもそも言葉がなかなか通じないことも…
美容師としてはブーメランが怖いですが、基本的に同業に関しては理解できる面も多いので寛容なほうだと思います。
私の経験上では上記に当てはまる人(カット以外の項目で)はスタッフにも好かれていないことが多いです。
自分のことは棚に上げさせてもらいました
美容室側からみた検索サイト
人によってはクーポンを使って安く行くことに罪悪感を覚えたりしますが、そこはあまり気にすることはありません。
コンビニの数より多いと言われている数ある美容室の中から、選んで来てもらえることがとても嬉しいです。
以前は街頭でのビラ配り、ポスティングが主流だった集客方法がインターネット上に移ったものと捉えています。
お店によってはお店の予約システムに誘導するところもあるとは思いますが、それはもう自分の使いやすいほうのシステムを使ってください。
お店のシステムのほうが利益は大きいのですが、サイトを通して予約することでランキング上位にいくなどのメリットもあります
そのことに関してしつこく言われることが「合わない」というのであれば、別の店を探す事も選択肢にいれてみてください。
いつも安いプランで「悪いなー」と感じるようでしたら、シャンプーやスタイリング剤などを必要に応じて買うというのはいかがでしょうか。
美容室専売品は安くはないですが、質が良い物もたくさんあるので、是非使ってほしいと常々思っています!
美容室に限ったことではないと思いますが、ネット予約は顔が見えないせいかいわゆるドタキャンがたびたびあります。
飲食店と違ってキャンセルになっても材料が無駄になることはないのですが、その時間他の予約は入れられなかったりするので、何らかの事情でキャンセルしたい場合は面倒でもキャンセルの手続きかご一報頂けるとありがたいです。
心配でもあるのでご連絡いただけると安心です。
私は経営者ではないので上記のように書きましたが、経営者目線から見るとまた違った意見があるかもしれませんね。
まとめ
ビューティーサロン検索アプリは便利でお得なのでとってもお勧めです。
美容室に限らずお得の先に良い出会いがあるといいなと思います。
美容師としては紹介でのご来店は大歓迎ですが、紹介されたお店が自分に合わなかった時はちょっと気まずい思いをしたりなんてことも…
「試しに行ってみよう」が気楽にできるのは検索サイトの良いところでもあります。
上手に活用して自分好みのお店を探してみてください。
髪の毛の悩みをどうにかしたい ~乾燥毛タイプ別のお手入れ方法~
知ってるようで意外と知らない⁈シャンプー剤の選び方 自分に合うシャンプーを知りたい!
以上
コメント