漫画の中には学びが詰まっていると常々思っている私ですが、中でも心に深く刺さる作品やそれを生み出す漫画家さんがいます。
正直個人の感想と言われてしまえばそれまでなのですが、是非多くの人に知ってほしい素晴らしい作品を多く生み出す方々なので人生に疲れたり迷った時に読んで頂きたいです。
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萩尾望都
神と言っても過言ではない漫画界のレジェンドです。
「ポーの一族」は一家に一台ならぬ一家にひと揃えの漫画ではないでしょうか。
ポーの一族 復刻版(1) (フラワーコミックス) [ 萩尾 望都 ] 価格:471円 |
私は物心ついた時から萩尾望都さんの作品が家に結構あったのですが、作品によっては結構内容が難しく子供の頃はあまり意味がわからず読んでいました。
意味が完全にわからずとも繊細で美しい絵や独特の世界観はとても魅力的で、私の漫画好きの土台になっていることは間違いないでしょう。
更に意味がわかるようになってくるとまた読み返してみたくなるので、「ポーの一族」だけでなく「トーマの心臓」「11人いる!」「精霊シリーズ」「この娘売ります!」「百億の昼と千億の夜」「マージナル」などなど家にあったものは本当に何度も読みました。
ドラマ化もされている作品で「イグアナの娘」という作品があります。
タイトルにインパクトがあるのでどんな話かと思ってしまいますが、親子が必ずしも良い関係が築けるとは限らないというテーマがファンタジーを通して描かれていて色々考えさせられるお話です。
萩尾望都さんはジャンルもファンタジーに限らず、SF・恋愛・青春・ホラーなど多岐にわたっていて頭の中がどうなっているのか国の機関で研究してほしいです。
価格:3,217円 |
萩尾望都さんの作品は短編も多いですし、シリーズでもそんなに長くない物が多いので読んだこと無い方は是非読んでみてください。
川原泉
川原泉さんの作品はコミカルなタッチのものが多いですが、その中には哲学的なものが詰まっています。
価格:680円 |
川原泉さんの作品はいわゆる少女漫画的なキラキラした恋愛や色っぽいシーンはあまりありません。
ですが、出てくる男性は結構魅力的な人物が多いように思います。
格好いいけど変なクセがあるとか、コンプレックスが強いとか完璧過ぎないところが個人的にツボなのかもしれません。
よく漫画読みの人が漫画から多くの事を学んだと言いますが私も川原泉作品から多くのことを学びました。
フロイトさんのこととか、「悪貨は良貨を駆逐する」だとかノブレス・オブリージュだとか言う言葉は川原泉さんの漫画で覚えました。
価格:670円 |
とはいえ恋愛要素が全く無いわけでもなくほっこりとした恋愛エピソードが大人になると丁度良かったりして何度も読み返したくなるのかもしれません。
川原泉さんもジャンルとしてはSFやファンタジー、学園物など色々です。
シリーズも長くない物が多いので気楽に読み始められるのもいいですね。
価格:611円 |
遠藤淑子
遠藤淑子さんの作品の魅力は独特の視点から切り出される心温まる物語と、シャレの利いた言葉選びのセンスでしょうか。
とにかく好きです(笑)
川原泉さんもそうでしたが王道の少女漫画という感じではないです。
割とファミリーの話が多い印象があります。
価格:718円 |
最近は青年誌などで描かれているイメージですので徐々に移行されたのかもしれません。
結構人が亡くなるようなストーリーだったり誰かに裏切られるみたいなお話も多いので切なくて泣いたり感動して泣いたりもあるのですが、必ずハッピーエンドといいますか救いがあります。
ハッピーエンド好きな私としてはどのお話もハズレが無いです。
展開がハードなストーリーもありますが絵が素朴だからかそんなに読むのに覚悟は必要ないタイプの漫画家さんです。
心に滲みる台詞も多く気軽さと読後感の良さが大好きです。
価格:649円 |
まとめ
自分の好きな漫画家さんを改めて振り返ってみたらシリーズを長く描くタイプの方より短編や何冊かでシリーズを終える方が多いということに気付きました。
小説も星新一さんが好きですし、そんなところにも三日坊主的な要素を感じてしまいます(;´∀`)
そして好きな漫画家さんのことを調べていたら読んでないシリーズや、新刊が出ていたことを知り買い漁りたい衝動が湧き起りましたが本棚の整理をしないと本が置けないので今は我慢することにします。
電子書籍も利用しますがやはり大好きな作家さんの作品は紙で持ちたいというアナログ人間です。
価格:1350円 |
以上
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