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気になる資格をしらべてみたい!~「中小企業診断士」~コンサルタントの国家資格?取得は難しい?

勉強

秋になると急に資格が取りたくなりませんか?

同じ人いますか?

最近の自分の気になっている分野や性格を突き詰めて、今取るなら何の資格が良いか調べていたら「中小企業診断士」という資格に出会いました。

しかし、恥ずかしながら「中小企業診断士」という資格が初見だったので私なりに調べた結果のレポートとなっております。

中小企業診断士とは

国家資格ということで資格を与える権限があるのは経済産業省です。試験自体は「中小企業診断協会」という機関が執り行っています。

経済産業省のホームページに書かれている中小企業診断士の資格の「概要・目的」は下記の通りです。

中小企業の発展のため、中小企業の経営について診断・助言を行うことが重要であることから、経済産業省では経営の断・助言について一定の能力を有すると認められる者を中小企業診断士として登録している。中小企業診断士の資格については、5年間の更新制としている

経済産業省HP

私的にすごくざっくりまとめると、中小企業専門のコンサルティング能力検定といった感じです。

確かにコンサルタントって少し疑ってかかってしまいますよね。

完全に個人的な偏見です!

世の中のコンサルタントの皆様すみません

そこにこんな堅そうな名前の資格を出されたら信頼度はグッと増しますね。

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資格を活かせる仕事

資格を活かした主な仕事は3つあります。

  1. 中小企業の経営に関するコンサルティング
  2. 経営改善計画書・経営診断書の作成
  3. 専門知識の発信

①経営コンサルティング

中小企業診断士の代表的な仕事。

専門的知識を生かし、経営の改善を目指します。

②分析のうえで経営改善計画書・経営診断書を作成すること

金融機関から融資を受ける時に必要となる書類のひとつである「経営改善計画書」の作成。

「経営診断書」は「産業廃棄物許可申請」の際に提出する書類であり、この2つの書類は中小企業診断士にしか作成できない。

③専門知識の発信

中小企業との顧問契約。

セミナーなどでの情報発信。

中小企業診断士にしか作成できない書類があるというのに驚きですね。

どのぐらいの頻度で求められるものなのかはわかりませんが、一定の需要を見込めるということかもしれません。

資格のメリット

資格のメリットで考えられる代表的なもののいくつかです。

  • コンサルティングの信用度が上がる
  • 経営ノウハウを得ることでキャリアの幅が広がる
  • 年収アップ(資格手当など)

中小企業診断士の一次試験の試験科目をみてみたいと思います。

経済学・経済政策

財務・会計

企業経営理論

運営管理(オペレーション・マネジメント)

経営法務

経営情報システム

中小企業経営・中小企業政策

これらすべてで合格点をだせるくらいの知識があれば、確かにキャリアの幅は広がりそうです。

経営者に助言を行うためには幅広い勉強が必要だということを改めて感じますね。

コンサルタント以外での資格の活かし方

コンサルタント以外で資格を活かす場所としては、会計事務所税理士事務所企業コーポレート部門などがあります。

コンサルタントは人対人の仕事なので向き不向きがあると思いますが、それ以外にも活かせる職業があるのは嬉しいですね。

自分で事業を起こす場合でも会計にも法律にも詳しいのはかなりの強みになりますね。

収入につながるの?

企業によっては中小企業診断士の資格を有している人の手当として1万~3万円程の手当がでるそうです。また勤めている人で有資格者の平均年収が600万円程度ということなので、割と高めだと考えられます。

有資格者で独立開業している人の収入の一番のボリュームゾーンは501万~800万円ということなので、その辺りが平均と考えると日本の平均よりも少し多く収入を得ている人が多いようです。

このデータだけで収入に直結しているとは言い切れないですが、高い収入を得ることも可能ということはいえるのではないでしょうか。

試験の内容は?難しい?お金はどれくらいかかるの?

試験の難易度を個人的な感覚で言うと、

めちゃくちゃ難しそう!

という感じです。

メリットのところに記した通り科目も多いですし、内容自体も幅が広い分私のようなゼロからスタートという場合かなりの時間をかけて勉強する必要があります。

移り変わりのある業界のことなので、過去問を網羅したうえで近年の動きを知る必要がありそうです。

また二次試験は事例による筆記問題となっておりますので、ただ暗記すればどうにかなるという試験内容ではありません。

一次試験、二次試験とも合格率は20%前後ということで一次と二次を合わせると合格率が4%という合格率の低さです。

ただそこを通過した後の口述試験の合格率は99%ということなので、最大の山場は二次試験でしょう。

受験料は、

  • 一次試験 1万4500円
  • 二次試験 1万7800円

国家試験なのでこんなところかなという金額です。

受験校などで通年のコースで学ぶとしたら20万~30万程度、通信教育であれば10万くらいかかるのが相場のようなので、それだけ内容が多いということがうかがえます。

独学でも参考書や問題集などを複数購入すれば数万円ぐらいはかかってしまいそうなので、最後まで諦めない自信さえあれば通信教育等を利用する方が費用対効果は高いかもしれません。

ちなみに中小企業診断士には実務補習も必要です。そういう点も含めて難しい資格といえます。

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まとめ

中小企業診断士は、調べれば調べるほど難しそうな資格だと感じました。

ただ興味深い分野ではあったので、勉強してみたいという気持ちが湧いてきています。

三日坊主でもやらないよりはマシというのが持論です

何の資格でも学生時代に取るのが一番楽だなと改めて感じる今日この頃です。

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以上

気になる本をしらべてみたい!『シングルタスク 一点集中術』の読後感想文

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