我が家で飼っている「ねこ美さん」は家の周りで生活していた野良猫でした。
野良猫が我が家の猫になるまでの流れを説明します。
ちなみに私は基本的には飼えないのであれば餌はあげないというスタンスです。
地域猫ならいいのですが、警戒心が強くて結局あげられない…
保護するための事前準備
我が家で事前に購入した物は、
①ケージ
②キャリーケース
③おびきよせるための餌
④猫砂
です。
ケージやキャリーケースはやはりなかなか保護する前に買うのは正直勇気が入りました。
確実に捕獲できる保証はなかったですし、保護しても飼い主が現れたら他に使い道があるものではないですしね。
ただ家族で話してもし今回駄目でもいずれ猫を飼いたいと思ってはいるから買っちゃおうという結論を出して用意しました。
餌は絶大な人気を誇る「ちゅ~る」とケージに誘い込むのに使いやすそうな半生タイプの固形のおやつです。
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あとは洗濯ネットがあると病院に連れて行くとき大変便利なので入れても窮屈にならない程度の大きさのネットを用意しておくと楽だと思います。
猫砂は捕獲した後でも間に合うとは思います。
今はドラッグストア、コンビニ、スーパー等どこでも何かしらのペット用品があるのでそこまで神経質に用意周到にしなくても何とかなる部分も多いと思います。
物以外の準備だと、
①保護したい子の普段の行動
②ご近所に飼い主がいないかどうかの聞き込み
③餌付けするので誤解の無いよう近所の人に説明する
ぐらいでしょうか。
①②に関してはそこまで重く捉えてもらわなくて大丈夫です。
わざわざピンポン押して聞きに行ったりはしていません。
よく居る場所の辺りの方に世間話程度に「猫飼ってるんですか?」
とお聞きした程度です。
③はやはり猫の餌付けはあまり印象が良くないので会う機会があれば説明しておいたほうがトラブルが避けられると思います。
我が家の場合は子供が率先して言いふらしてくれたので助かりました(笑)
捕獲の方法
スマホでも調べられる限り調べましたが主に「野良猫の拾い方」という本を参考にして決行しました。
①数日の間同じくらいの時間に餌をあげる。
②大体同じ時間に来るようになったらキャリーケースの中に餌を置いてみる。
③キャリーケースの中で食べるようになったら捕獲。
上記のような方法で我が家は捕獲しました。
我が家の子はおそらく人から食べ物をもらって生活していたので比較的距離を詰めやすかったと思います。
しかもめちゃくちゃ食いしん坊なので…
本にも一回失敗したら警戒して二度と捕まらないと書いてあったので、結構気合を入れて臨みました。
緊張感はありましたが、食い意地が何よりも勝る子だったのが幸いして結構あっさりと捕獲成功してしまいました。
猫や犬の捕獲機というものもあります。
入手が困難な物ではありませんが、TNR活動をするということでなければ必要のないものなので捕獲機を使いたい場合は近くで保護活動している団体等で借りられないか聞いてみてもいいかもしれません。
その場合身分証や理由の説明、会費等を求められることがあります
逃げた飼い猫等を保護するために保健所や交番にある場合もあるのでまずは相談してみましょう。
何故この子に決めたのか
我が家の周りには結構野良猫がいます。
どの家も糞害に悩まされて色々対策しているほどです。
それもあって近所の子を家の子にしようというのがありました。
基本的にはご縁とは思っていますができれば女の子が良かったので実は捕獲前から狙っている子がいました。
気持ち悪い発言で申し訳ないです…
それは2回程子育てしているのを見かけていた子でした。
1回目の子猫達は全く見なくなってしまいました。
2回目の子猫達は3匹いたうち2匹は無事育った様子でした。
それもあってできれば次に妊娠・出産する前に保護したいという気持ちでいました。
顏もめちゃくちゃ好みでした(笑)
保護してしばらくして発情行動がみられたので、なかなか大変でしたが間に合って良かったと思います。
身元確認にこだわった理由
以前の記事で保健所と警察署で身元確認をしたうえで正式に我が家の子になりました、とご報告したのですがそこをはっきりさせておきたかったのはずっと外にいるものの一応首輪をしていたからです。
ただ2度も外で子育てしていましたし、首輪もよく見なくてもわかる程ボロボロだったので現在は飼われていないか万が一飼われているとしたら相当に無責任な飼い主だと思っていました。
半分しかない状態の首輪が糸一本で繋がっているような状態の首輪を見て、現在は飼われていないであろうことをほぼ確信してはいました。
ですが世の中色々な人がいるので一応確実に問題の無い状態にしておこうと思いました。
まとめ
保護してから数か月が経ち最近はお互い慣れてきたように思います。
保護するにあたり外にいるほうが幸せなのではないかとか、環境の変化でストレスを感じるのでは…など葛藤はありました。
ですが野良猫の捕獲のやり方を調べている中に日本にいる猫は数種のヤマネコを除きすべて家猫で、野生には元々存在しない。というのを見て家の中にいる事の方が自然なんだと思うようにしました。
日々幸せを感じてもらえるように試行錯誤していこうと思います。
以上
アイリスプラザ
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